人事労務管理の
相談・指導

人事労務管理の
ポイント

お客様に寄り添った人事の相談役として、最適な制度をご提案します。

人事・労務管理のポイントは、問題が起こる前に未然に防ぐことです。
しかし、労使間のトラブルが万が一発生した場合でも、問題の所在を明らかにし、 労働基準法、就業規則等のルールに基づいて誠実・迅速に処理することが重要です。
適正な人事・労務管理をすることは、労働者満足を高め、労働者の定着率を高めることになり、ひいては顧客に対するサービスの向上につながり、企業の売上及び収益アップになります。

人事労務管理の
注意点

次の事項に注意しましょう。

 採用

事業に必要な人材像を明確にし、求人票には雇用形態、労働条件、職能要件を記載しましょう。
求職者には応募書類として履歴書とは別に「職務経歴書」等の提出を求めます。
適正検査を実施し、適正配置、教育訓練の判断に資します。

 採用後

労働者に対して健康診断の実施や労働条件通知書の交付を行いましょう。
労働条件通知書の交付を行わず、後でトラブルになることがあります。

 配置・人事異動

現労働者と面接や数年置きの適正検査を実施し、配置転換や能力開発に資しましょう。
人事異動を行う場合は、労働者本人と協議することが重要です。

 規律

職場の規律と服務を就業規則に明確に定めることは、労働者が職務に精を出す環境作りに必要です。
規律を定着させるために、定期的な研修を実施するのも良いでしょう。

 労働時間

労働時間制又は変形労働時間制のどの制度を適用すべきか見極めて運用しましょう。
業務上、時間外労働が発生する場合は、就業規則に時間外勤務させる旨を設け、労使協定(36協定)を労働基準監督署に提出する必要があります。
労働者が退職後に時間外労働の未払い賃金を要求するケースが増えています。企業は、時間管理及び賃金管理を慎重にする必要があります。